木 の 工 房  夢 ら じ
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工 房

                                                            

 工房開設       1998年2月
                   長野県茅野市 蓼科高原の入り口、標高1000mを少し越える山中、
                   小さなプレハブ工房で、 木と向き合って 作品に仕上げていく毎日。


 プロフィール           工科系の大学を卒業後、機械部品を作る中小企業に就職。
                   金属やプラスチックから 木への回帰を夢に1995年に 脱サラ。

                   木工作家になるべく 長野県木曽郡の上松技術専門校で 家具作りの技能を学ぶ。

                   卒業後、現在地に自宅の キットのログハウスを自力で建築。(1年かかりました)
                   スタートは 家の地下、布基礎の中の アングラ工房。
                   その後 ベッドの注文を機に、自宅隣に プレハブ工房を建てて、本格的に創作活動。
                   2013年 創業 丸15年を乗り切り、体力の限界から 大きな家具からは卒業。
            
              現在  地元・八ヶ岳山麓の木を使った 小物作品づくり。
                   小家具の注文製作。 材料は、木曽・松本・伊那など 長野県産材を使用。


             ちなみに 工房名 「夢らじ(むらじ)」 は、「木工作家への夢追い」 と ニックネームの 「むらじい」 との合わせ技で命名。
             "高齢者"となった今、名前どおりの「むらじい」かな?




工 房 記        

 製作済・・・座卓の修理  更新日 2018. 3. 4

 最終のバフ研磨をして、完成です。

更新日 2018. 2.28
 しばらく養生後 余分なワックスを拭き取り、これで作業は終了しました。
あとは乾くのを待って拭き磨きして完成となります。
 

 余分なオイルの拭き取りを繰り返し ようやく色落ちがなくなったので、保護のためのワックスを塗ります。
 これも自然由来の安全性の高いワックスで、布につけて木地に擦り込んでいきます。
  


更新日 2018. 2.23
 天板の表面と木口・木端を塗装しました。 裏面は前のニス塗装をそのまま残します。
 カメラのレンズに埃がついてしまい 写真に現れてしまいましたが、まあまあきれいに塗れたと思います。
 このあと余分なオイルを拭き取るので 少し明るい色になります。
乾くまでどれくらいかかるか。 乾燥促進用添加剤を含まない、安全な自然オイルを使用しているので、冬場の乾燥時間がどうしても長くなってしまします。
 


 最終工程 天板を塗装します。少し濃いめの顔料入り自然オイルを布で擦り込みながら塗装していきます。
 

更新日 2018. 2.19
 釘の頭をサンダーでそのまま丸めて、塗装で見難くしてしまうことにしました。
座面の高さは33cmということで、少し切断。
 継ぎ目を塗装で隠そうと思いましたが、夢らじは自然オイル塗装なので、はっきり残ってしまいます。見た目がおかしくなければ 接ぎ目が分かっても良しとします。
 自然オイルで下塗り。
  

更新日 2018. 2.14
 できるだけ違和感がないように形を整え、脚に足してみました。
これを脚に接着・ネジ止めします。
 ところが、脚の1本が 割れを止めるための釘が入っていることが判明 (センターに穴を開ける時にドリルの先端が「ガリガリッ!」 ん、何? よく見ると割れを修理した跡が見つかりました)
 どうするか思案中・・・
 

更新日 2018. 2. 9
 クリ材を円柱形に削り、脚の下に当ててみました。
ただの円柱では味気ないので、今の脚の続きになるような加工を入れてみます。
 

更新日 2018. 2. 6
 天板の研削がほぼ終了。多少のうねりがありますが、使用上問題ないと判断。
次の工程は、座卓高さの修正に入ります。
 試作のためにクリの小丸太を挽き割って55mm角の部材を作り、加工してみようと思います。
   
 
更新日 2018. 1.29
 しばらく更新していませんでしたが、この間 天板の研磨が続いていました。
そしてようやく次の工程へ。天板の周囲の段欠き加工に入りました。
 段欠きは「際ガンナ」という特殊なカンナを使用します。右用と左用があり、使い分けて削っていきます。天板に反りがあるので、木口を削るときは 少しカンナを騙しながら動かすテクニックが必要なんです。
 

更新日 2017.12.17
 ご依頼主様にご来房いただき、現状を見ていただく。
天板の反りは許容内ということでご了承いただく。座卓の高さが28cmしか無く、低すぎるということで、脚の下に材を足して 33cmにすることになる。
 このあと 天板の反りが落ち着くかを確認するため、しばらく養生をして様子をみます。
 

更新日 2017.12. 5
 天板のボルト穴を木栓で埋め、天板をカンナがけ。
 

更新日 2017.12. 4
 天板と吸付き桟とをボルトで締め、固定。
 

更新日 2017.11.16
 頭の厚さが薄いボルトで、天板と桟とを締め付けることにし、穴あけ加工。
 

 更新日 2017.11. 9
 天板表面に契り加工。
 

更新日 2017.11. 5
 天板の裏面に接ぎ割れ補強材を埋め木、ねじ止め。
 

更新日 2017.11. 4
 吸付き桟をどうするかは考えるとして、まずは天板の接ぎ割れを修理。
2枚の天板は”かすがい”で固定されていて、これを外すと蟻組み部に影響が出そうなので、契りを入れて抑えることにします。ただ契りだけだと割れが拡大しそうな気がして、裏面に補強の埋め木を併用します。
  

更新日 2017.11. 3
 お客様が古い座卓を持って来て、修理ができるならお願いしたい、ということでした。クリの2枚接ぎの座卓で、吸付き桟が浮いてガタができており、天板もかなり反りが出ている。
 とりあえずお預かりして状態をチェックします。
 隠し蟻組みの吸付き桟を外すと、蟻桟が3か所欠けてしまっており、それで桟と天板が離れて反りとガタを起こしていたのです。
  
   製作済・・・犬の掛け時計  更新日 2018. 1.26

 トイプードルのバーニング後、針を取り付け 完成です。
 

更新日 2018. 1.24
 最終工程のバーニング、最近 細かいところが見えづらくなってきたので、しっかりと下書きをするようにしています。


更新日 2018. 1.22
 時計のムーブメントを取り付け。音の静かなスイープタイプがご希望です。
クルミの薄板を削って時分針を作ります。
残るは盤面へのバーニングのみとなりました。
 

更新日 2018. 1.19
 フックの外れ止めに竹クギを打ち付け、自然オイルを塗布。
冬は乾きづらいので 少し養生時間をとります。
  

更新日 2018. 1.18
 裏面に引っ掛けフックを取り付け。
接着作業が入ると、養生時間をとらないといけないので ひと工程づつしか進められず、時間がなんとももどかしいのです。
 

更新日 2018. 1.17
 盤面に時刻マークを割り付け、穴あけ。
その穴に木栓を埋め木
 

更新日 2018. 1.11
 裏面に時計のムーブメントが入る溝を ルーターで座ぐり加工。
 

更新日 2018. 1. 8
 昨年注文をいただき 年をまたいでしまいましたが、今日から再開です。
材料とデザインの了承をいただきましたので、いよいよ加工に入ります。まずは材に時刻マークの割り付けと犬のデザインを書き入れ、糸鋸盤で切抜き。
  

 
更新日 2017.12. 6
 ホウとミズメをくらべていただき、ホウで製作することになりました。
   
       ホウ              ミズメ


更新日 2017.11.22
 トイプードルをデザインした掛け時計のご依頼。
写真を送っていただきスケッチしたものをおくりました。
 
  製作済・・・い草スツール  更新日 2016. 6.12

 経過をUPできませんでしたが、座を編んで完成しています。
 


更新日 2016. 6. 6
 貫材に打つクサビをつくり、いよいよ組み立て・接着。クランプでしっかり締めてクサビ打ち。幕板は隠しクギで抜け止め。
 


更新日 2016. 6. 5
 クサビを製作。ほぞにクサビを打ち込むための割りを入れ、全部材を研磨。
ずれにくくするために、い草ロープを掛ける幕板は研磨しません。これで部材の前処理はすべて完了。明日から組み立てに入れます。
 


更新日 2016. 6. 3
 ほぞを加工、仕込み(ほぞ穴とのハメアイを確認)。 仮組み。部材面取り。
 


更新日 2016. 6. 2
 ホゾ加工。部材の粗加工がひと通り終わり。
 


更新日 2016. 5.12 
 い草スツールの製作に入ります。この作品の売り上げの一部は熊本地震の支援に充てることにしています。
  製作済・・・カエデスツール  更新日 2017. 8.26

 ファイバーラッシュ編み終了、これで完成です。
編んだ直後は座り心地は硬いですが 徐々にお尻の形に合ってきます。
 


更新日 2017. 8.25
 Yチェアなどでよく見る オーソドックスなファイバーラッシュ編みです。
編んでみると 従来のより少し色が濃いような気がします。
 


 平編み完成、横に張ったコードが 今回使おうとしているものです。
十分な強度があることが確認できたので、もう1脚(本命)の編みに入ります。
 

更新日 2017. 8.24
 ペーパーコード編みを開始しました。まずは以前とコードの購入先が変わったので強度を確認するために1脚を テンションを強くかける編み方(平編み)で編んでみます。
 

更新日 2017. 8.22
 組立て後 はみ出た接着剤を取り除き、研磨
そして自然オイルを塗布。ペーパーコードを編む部材には塗りません。

 

更新日 2017. 8.21
 スツール組立て、接着。ホゾはクサビで固定します。
 


更新日 2017. 8.19
 仮組み後に 微調整をして、部材に穴あけや面取りの加工を加え、仕上げ研磨。
来週から組み立てに入ります。
 


更新日 2017. 8.17
 ホゾの仕込みと仮組み中。細かい調整を行います。


更新日 2017. 8.16
 イベント等で中断していましたが再開です。
機械加工しておいたホゾの仕上げと仕込み(ホゾ穴とのハメアイ調整)中。
 

更新日 2017. 7.31
 ホゾ加工中。
加工中に 機械内部の集塵ホースが詰まり、機械を分解・掃除するはめに。
ホゾの仕上げは 明日に延期。 その間にホゾを締めるクサビづくりをしておきます

更新日 2017. 7.28
 脚のホゾ穴加工が終わり、横に組む部材のホゾ加工に入ります。
 

更新日 2017. 7.24
 部材加工開始。 座編みに使うファイバーラッシュも入手。
  

更新日 2017. 6.23
 材料を選び木取り、切り出しまでを行う。
ここまで準備しておくと 製作開始がスムーズに進むので、注文を受けた時はいつもそうしています。材料の確保の意味合いも。
ここで、秋に企画展を行うので 2脚つくって出来上がりの良い方を納品し、残った方を展示することにしました。
 

更新日 2017. 6. 9
 カエデスツールの予約をいただき、寸法を確認。
座高38cmに決まり、製作検討に入る。 
   
  木のスプーン 製作工程 

 ソフトな口当たりで、きれいにすくえる 木のスプーン。
独特なカーブで 手にフィットするスプーンの出来るまでを追いました。
 

 材料はヤマザクラ、大まかに切り出し、素材をつくります。
できるだけ歩留りよく”木取り”をするのが、ポイントです。
   


 素材に型紙を当ててトレースし、線に沿って 糸鋸盤で切り抜きます。
  


 彫刻刀(スクイ浅丸)で、スプーンのすくい面を彫り込み。
 


 すくい面の形状を型紙でつくり、当ててチェックしながら彫り込むと、失敗が減ります。
  


 すくい面の荒彫りが終わった状態。
 


 次に裏面の 余分な肉をバンドソーやノミでそぎ落とし、スリムにしていきます。
   


 最終形に近い状態にしてから、仕上げ工程に入ります。
まずは すくい面の仕上げ。砥粒の欠落が少ないサンドペーパーで研磨していきます。普通のサンドペーパーを使うと、欠けた砥粒が木の中に埋め込まれて、残ってしまうので避けたいです。夢らじでは「siarex」(スイス製)という銘柄のペーパーを使用しています。
  


 ゆっくりていねいに仕上げることで、傷や割れ、虫食いなどの不具合を発見できます。
 


 いよいよ最終工程のオイル仕上げです。
自然オイルを布につけて 十分染み込むように丁寧に塗っていきます。
 夢らじ が使用するオイルは、「ナチュラル・ペネトレーティング・オイル」(AFMジャパン社)です。通常の自然オイルでは よく使用する金属イオン(固化用)をも使わない、優れた自然オイルなのです。
  
 1回目、塗った後そのまましばらく放置し、十分に吸い込ませてから2回目を塗布。こうすることで 吸い込みが足りなかった部分にも、オイルを行き渡らせることができます。


  乾いたら 布で、強く磨くように拭きます。これでオイルの上に出ている木の繊維(毛羽立ち)を寝かせるのです。
 そして 3回目のオイル塗布(これはおまけ)。万が一 オイルが足りなかったところがあったら、ここで補充できます。


 乾いた後、柔らかい布で 最後の拭取りをして…完成です。
 


 (追) メンテナンス
 使っていて ざらついたり、ささくれができたりしたら、細かいサンドペーパーで、軽く研磨します。そのあと 乾性油を塗って、乾いたら布で磨けば元通りに復活します。 粗いペーパーを使うと、表面に傷をつけることになり、逆効果です。

 乾性油は、クルミ油・亜麻仁油などが入手しやすいでしょうか。
べにばな油やエゴマ油もいいという話を聞いたことがありますが、試してはいません。
  

  バードカービング 製作工程  

 バードカービングは自己流ですが、製作工程も楽しい作品です。
まず鳥の形を材にエンピツで描きます。材はシラカバ。
そして糸鋸盤で切り抜きます。(この状態で販売されているものもあります)
 

 ここからはひたすらナイフやノミで削っていきます。
無理をせず少しずつ削るのが、失敗しないポイントかな。


 少し削っては形やバランスを確認しましょう。
鳥は意外とスリムな体型です。リアル感を出すならしっかりと削り込み、少し可愛らしくしたいなら、太めにするといいでしょう。
 

 かなりいい形になってきました。 削る道具はカービングナイフが使いやすいです。
手持ちで使えます。ノミや切り出しナイフを使用する時は、手を切らないようにご注意を。その時はクランプなどで固定してしましょう。
 

 だいたい形が整ってきました。あと羽と嘴をもう少し削っていきます。
羽とクチバシは、特に慎重に削ります。ここで作品の良し悪しが決まります。
 

 言い遅れましたが、鳥の足を付ける場合と付けずに棒を刺すやり方があります。
足は細いので最後に取り付けますが、棒を刺して飾る場合はあらかじめ穴を明けておきましょう。そうすることでこの先、作業が楽になります。
 ここでは簡単な棒の方で進めます。
 

 バランスをもう一度確認。目の位置も。
まず全体をジェッソ(下塗り剤)で下塗りします。これを塗ることで、表面の凸凹をある程度カバーし、上塗りの乗りをよくします。
 

 上塗りはアクリル絵の具を使います。
最初は薄い色から塗り始めると失敗が隠せます。
 

 棒を刺して手で持って塗ることができるので、裏面もきれいに塗れます。
 

 アクリル絵の具は色を混ぜながら、微妙な色を出して行きます。図鑑や写真などを見ながら塗ると、一層リアルな色合いになるでしょう。
 

 色付けが終わりました。全体を眺めて確認します。
 

  最後に目を入れる彫り込みをします。
  

   樹脂でできた黒目を貼りつけて、完成です。
目はバードカービング用のパーツを扱う店で手に入ります。その鳥に合った色の目を使いましょう。
 




地 図